恋のデザインは色鮮やかに。

コンテストの結果が気が気じゃないけど、毎日の仕事を疎かにするわけにはいかない。


私達は新しい仕事の話があるから、と社長室に呼び出されていた。


「今年もレイ君のイラストでカレンダーを作ろうと思ってるんだ。

今までどこにも発表してないイラストだったら、描き溜めていたものでも、新しく描いたものでも構わない。

良さそうなものを頼むよ」


「もうそんな時期か」


「カレンダーなんて作ってるんですか?」


レイさんのイラストのカレンダー…。
素敵かも!


「レイくんのイラストは人気だからね。

ネット限定の販売なんだけど、毎年売り始めてすぐに完売するんだ」


即完売!?
一体どれくらい作って即完売なんだろう?


わかんないけど、とにかくすごい仕事を任されている!


「じゃあ、さっそく色々見てみます」


「頼んだよ、2人とも」


「はい!」


カレンダー作りにノリノリな私と、また適当に選べばいいだろうと思っていそうなレイさん。