恋のデザインは色鮮やかに。

「レイさんのイラストはー…。


あ、ありましたよ」


その場を動こうとしないレイさんの手を引っ張って連れていく。


そしてイラストの前に立って一言。


「最悪だな」


え、最悪!?
何が?


やっぱり何のイラストを出すのか、確認してもらうべきだったかな?


これがレイさんにとって何か都合の悪いもので…
これがきっかけでクビとか!?


後ろからボソッと聞こえた台詞に、私はネガティブな考えを巡らせる。


だが、レイさんの方を振り返ってみると、全然別の方向を見て憎らしそうな表情を溢れさせていた。