恋のデザインは色鮮やかに。

「バカにすんなよ!

その辺の男になら絶対負けないんだからな!」


それは暴力の話ですか…?


「バカにはしてないけど…って、


え…」


何、この状況は?


周りを見回すと、いつの間にか5人のヤンキー風の男達に囲まれている。


「おい。
その辺の男ってのは俺らのことか?」


「大声で喧嘩売ってくれたな。
相手してやるよ。
勝負だ」


ヒヒヒ、と他の男達も笑っている。


首やズボンにチェーンがぶら下がっていて、体格も大きくて…。


こ、怖い。


なんで昼間のオフィス街にこんな人たちがいるのよ!


どうしよう。


横目で篤人君を見ると、先程とは目の色が変わっている。


それが何を意味しているかすぐにわかる。


篤人君、やる気だ…。