恋のデザインは色鮮やかに。

「なるほどね…。
ミステリーと友情…。

…アイデアはまとまった。
今から作業に取り掛かる。

邪魔するなよ」


「は、はい」


レイさんはそう言うと、作業のためにパソコンに向かった。


あ…。


レイさんがパソコンに真剣に向かう姿は、新鮮な光景だった。


新鮮すぎて、見ていて全然飽きが来ない。


いつもの姿から想像できないくらい、プロフェッショナルな雰囲気でカッコいい。


そんなこと、反応が怖くて本人に向かっては絶対に言えないけど…。


ただ不安なのは、レイさんは全く本に目を通していないこと。


本当に私の感想だけを聞いて、イラストを描こうとしている。


もしもレイさんのイラストが気に入ってもらえなかったら…?
その時は、私がレイさんに伝えた感想に問題があるということになる。


それはマズい!