恋のデザインは色鮮やかに。

「で、本は全部読んだんだろ?

どうだった?」


「読みましたよ!

すっごい面白かったんです!
一気に読んじゃいました!」


本を読んでいたときの、読み終えたときの興奮がよみがえる。


昨日の夜、体は疲れているのに、本を開いたらその世界に捕らわれてしまい、結局最後まで読み進めた。


そして意識を飛ばすように眠ったわけなんだけど…。


「いいですか?
話しますよ?」


本の内容を思い出して、どう面白かったのかを伝えたくて、1人ウズウズする。


「はいはい」


また適当に聞き流されるかもしれない。


けどやるしかない。