歪な愛のカタチ

「ねぇ、隆ちゃん、しよ?」


由佳は言った。


「何を?」

僕は驚いて訊ねる。


「エッチ」


由佳は少し顔を赤くして言った。


「ちょっと、それはだめだよ。」

僕は言った。


「これから先いつかするでしょ、そういうこと。好きでもない人とするかもしれない。だったら今隆ちゃんとしたい。」

由佳の手は震えていた。

「偽装でも、隆ちゃんと恋人の今したい。ダメかな…?」


由佳の問いかけにわかったと答えた。

由佳は静かに電気を消した。