歪な愛のカタチ

映画を見てご飯を食べて由佳と泣いたり笑ったりした。

あっという間に夕方だ。


「隆ちゃん、今日は楽しかった」

由佳が笑って言った。


「私達って18歳じゃん?昔は18歳なんて大人だと思ってた。でもまだまだ子供なんだよね。」

由佳は冷えた手に息を吹きかける。


「本当は隆ちゃんとここから逃げて遠いとこに行きたい」

由佳は目に涙を浮かべながら笑った。


「隆ちゃん、次は私の番だね。」

小さい声で言った由佳。

その時は何のことだかわかってなかった。


その日は他愛もない話をしながら由佳を家まで送った。

月がとても綺麗な夜だった。