歪な愛のカタチ

濡れた制服を脱いでシャワーを浴びた。


隆ちゃんのすすり泣きがガラス一枚隔てて聞こえてくる。


チクンチクン



私の胸が痛んだ。


交代で隆ちゃんがシャワーに入った時、私は扉の前にいた。


泣き声が聞こえる。
行き場を失った隆ちゃんの叫び、悲しみ、全部聞こえてくる。


自然と私の目からも涙が溢れた。


隆ちゃんは「どうして由佳が泣くの?」

そう言ったね。


隆ちゃんは私そのものなんだよ。

隆ちゃんの痛みは私の痛み。
隆ちゃんの喜びは私の喜び。
隆ちゃんの悲しみは私の悲しみ。


一緒にいたからそうできてきちゃったのかな?