歪な愛のカタチ

「ティッシュボロボロじゃん」
そう言って由佳は笑った。

喜怒哀楽が激しい犬みたいな女の子。

でも可愛くて、女の子らしくて、とても優しい女の子だ。

多分この頃から由佳のこと好きになっていた。
恋愛的な好きではない。つまりloveではなくlike。

由佳もきっと同じだと思う。

一限目終了のチャイムが鳴り僕たちは埃まみれの教室から出た。

自然と手は繋いだまま、教室に戻った。