歪な愛のカタチ

「隆ちゃんおはよう。」

遅刻ギリギリに由佳は教室に入ってきた。

「隆ちゃん元気ないね?どうしたの?」

由佳の手が僕の額に伸びる。

「熱はないね?」

「うん。熱はないんだ。」

「じゃぁさ、さぼろっか!」

由佳はそう言って僕の手を引いて使ってない教室に連れて来られた。


「僕、サボったことなんかないんだけど…」教室の椅子の埃を払いながら言う。

「たまにはいいじゃん!で、何に悩んでるの?」

僕は言っていいのか悩みながら、今朝章二とあったことを話した。
由佳はポケットから飴を取り出し口に入れた。