イケメン拾ったんですけども。

「西海さんは、カッコイイよね。」


「かっ!?そ、そうかな?」


かっこいい、と言われた私の服装は、肩出しの白いTシャツにダメージの入ったスキニー。

普通の恰好だと思うけど…。

とか思いつつも、なんか照れるな。



「はい。カッコイイよ。えと、行きますか?」

「あ、うん。行こうか。」



家を出て、並んで歩く。

なんか、緊張する…。


家から最寄り駅までは徒歩で20分くらい。


一応今の時間はみんな学校のはずで…。

制服じゃないし、そこまで目立たなければお巡りさんから補導されることはないよね…。


私はガキだからなぁ。

真田くんは大人っぽいしバレなさそうだな。

大学生に間違えられてもおかしくないし。


てか、昨日間違えられてたか。


「大学生に間違えられない?西海さん」

「え!?わたし、ガキでしょ??」


予想外のことを言われたことと、同じようなことを考えてたことの2つのことにびっくりして驚いてしまった。

私のどこが大学生…??


背は高い方だけど…。

服装は小さい頃からお母さんに派手なのばっか着せられてたから、反動でシンプルなのを好むようになったかな。


顔も性格もお兄ちゃんとは似てなかったよなぁ。

買い物に一緒に行くほど仲良かったけどね。


「ガキじゃないよ。最初高3かと思った。」

「私も、最初大学生かと思った!」

「大学生は言いすぎ。」


あれ?さっき真田くんが言ってなかったけ?

と笑うと、だね、て真田くんも笑った。