翼を探して

千年の月と書いて‘‘ちづき’’

今は亡き私の父が名付けてくれた。

父は言った。

「千月の本当の意味は千月自身で見つけるものだよ。」

これが父が最後に私に残した言葉。

別れの言葉でも何でもなかった。


父はそういう人だった。