私…これから どーしよう… 麻理は彼氏とどっか行っちゃうし… 『仕方ない…1人で回るか…』 なんて寂しい夏祭り… 1人でお祭り会場をウロウロしていると、ふと金魚すくいが目に入った。 『懐かしー…』 昔よくやったなぁ… 『おっしゃ!! やろう!!』 私は金魚すくいの方に駆け寄った。 『すいません! 一回分ヨロシクお願いします!』 私は、そこにいたお兄さんに声を掛けた。 そして、お兄さんが顔を上げて目が合った瞬間―… 私は 恋に落ちた