花純と2人、階段を上ろうとすると。


「松山!」


誰かに呼び止められ、後ろを向くと…


「菊原くん…?」


あのいつもうるさくて女遊びが激しいと噂の

菊原くんが私になんの用だろう…?

と不思議に思っていると。


「安西、ちょっと松山借りていいか?」


「えっ?いいよ!真綾、顧問には私が適当な事
言っといてあげるから!行ってらっしゃい!」


「えぇー…花純ぃ…」


「よし、じゃあ松山行こうぜ!」


「あ、うん…。」