「俺はお前に頼みごとをしているわけじゃない。強制だ。お前に拒否権はない」 私の見込み違いだと思った。 榊田君はひどく傲慢で、わがままだ。 何が何でも自分を押し通す。 私の気持ちなんて無視する。 いつだってそうだったじゃないか? 家に勝手に入り込んできたし、今回だって。