気付けば周りの木々の葉は青く、若々しい色に変わり、夏の匂いがした。 たくさんあったあの夏。 今までと変わらないあどけさが残る表情に加わった力強い瞳。 謝らなきゃいけないことがたくさんある中で、少しでもキミに恩返しが出来たかな? もう私に向けることはないキミの眩しいほどの笑顔。 その笑顔がずっと消えないことを祈って。