この学校はクラス替えが無い為、卒業までずっと彼と同じクラスだった。 彼は、何度か彼女をつくった。 彼と彼女が2人っきりで会話をしていたりすると、どうしようもない思いが心を締め付けた…。 だけど、私には告白する勇気なんて1ミリもなかった。 彼の彼女が羨ましく感じた。 彼の彼女は、気品があって、気配りも上手で賢くて、彼の彼女になるには十分すぎるくらい美人だった。