加奈side


やっぱりおかしい…




瑞季さん.薫さんは普通なのだが



その他のクラスメートが



異様に私を避けている。




あ…でも恵子ちゃんは



凄い話しかけてくる



加奈「あのっ…ッ


山口さん____」



恵子「…加奈ちゃんっ!!


これ見て」



何も起こらないといいけど




そう思いながら5日目も終わりを




告げようとしていた。



でも…終わらせてはくれない。



逆にもう始まっていた。




恵子「…あっ.そうだ。



今日の10時に教室に来てくれない??」



加奈「え??あ.うん!」



否定できない断り難い口調だった。




何故10時にわざわざ学校??




そんな疑問を胸に抱えながら



家へと帰った。