頼「魅毬~魅毬~!!」

魅「なに?」

頼「俺の事どう思ってる?」

この人は同じクラスで幼馴染の新河頼途(しんかわ らいと)
通称頼

魅「頼、しつこい」

頼「質問に答えて」

魅「なんて答えて欲しいの?」

頼「頼の事すき!」

魅「頼嫌い、ばいばい」

頼「ちょ、魅毬、ごめんって」

頼と私は親同士の仲の良さから小さい時から知っている
だから、今年も旅行の計画が立てられた
今回は海。どの海かはわからない

魅「頼、準備した?」

頼「んーまだ、水着買ってないし」

魅「私も~」

頼「てかさ、魅毬」

魅「なに」

頼「佐野廉って知ってる?」

魅「知らない。だれ」

頼「俺が入ってる族の人なんだけど次期総長とも言われてる人なんだ。」

魅「へー。」

頼「でな、俺らとタメでめちゃくちゃかっこいいの‼︎喧嘩強いし、優しいけど冷たい、仲間思いなんだよ!」

魅「へえ」

頼「魅毬にも会ってもらいたいんだよ」

魅「へぇー…ってえ?」

頼「廉に会ってほしい!」

魅「やぁーだ♡」

頼「お願い‼︎ね?」

魅「やぁーだ♡怖そうだもん」

頼「まじお願い。」

魅「やぁーだ♡まぁ、考えとく」

頼「うん!よろしくね!」

魅「ねぇ、頼さ彼女とか作らないの?」

頼「は?俺、お前居るしそんなのいらない」

魅「なに言ってんのよ笑ばか笑」

頼「馬鹿じゃねーよ‼︎」

魅「ふふ笑あ、凜歌ちゃんと空途くんいる?」

頼「居ると思うよ、今日休みって言ってたし!」

魅「そっか!じゃあ、今日頼ん家いくから」

頼「え?!な、な、なんで!」

魅「え?凜歌ちゃんにケーキの焼き方教えてもらいたいし、空途くんとダンスやるって約束してたからだよ」

頼「まじで…。まじか…」

魅「なんで?」

頼「いや、今日族の人と集まって遊ぶ約束したからさ...家で...」

魅「頼の部屋ちょっとしかいかないよ」

頼「でも〜!!!!そいつらに魅毬の事見られんじゃん…」

魅「だれも見ないわ笑言ってもいい?」

頼「断ったら父さんにしばかれるからいいよ」

魅「やったー!頼大好きー!」

頼「うっせ!////」

魅「じゃあ、着替えて買い物してからいくから!」

頼「え?買い物すんの?」

魅「ケーキ作るし、空途くんにダンス一緒にやってもらうからそれのお礼としてね。」

頼「お、俺もいく」

魅「わかった!」

二人は家に入り、着替えをした。