目覚めぬ君に口づけを




「お願い、早く目を覚まして―…」



頬を冷たい雫が何度も何度も伝い、
それは私と貴方の手を濡らした。



「私には、貴方だけ…」



そっと優しく左手を置く。




「大好き、大好きよ友哉。
いつまでも…愛してる」