病弱患者とイケメン主治医 ~病弱な私に恋は出来ますか?~

でも、私は納得出来なかった。

どうして私が?今まで元気だったじゃない!?
なんで?どうして??

こればかり頭の中でいっぱい出てきた。

ついに声になって出てきた

あかね『どうして!なんで!?いやぁぁぁ!』

と私は和宏の目の前で叫んでしまった。

和宏『あかねちゃん落ち着いて!大丈夫だから...ね?』

と和宏は言ってくれた。

あかね『ハァ...ゴホッ...ハァ...ハァ...ゴホッ...ゴホッ...』

叫んだせいで私は息が苦しくなった。

和宏『あかねちゃん!苦しいね...ゆっくり深呼吸して?』

と和宏は優しく言ってくれた。

あかね『ゴホッ...スー...ゴホッ...ハァ...ハァ...』

私は上手く深呼吸する事が出来なかった。

和宏『あかねちゃん...吸入器使おうね』

と和宏は言って私の口に吸入器を入れてくれた。