夢を見た。 目の前には真っ赤に燃え上がる建物 そして、その前で目を閉じて倒れる見覚えのある人物。 その人を抱え泣きじゃくり、ずっと何かを叫んでいる少女。 あれは 倒れてるのは、あたし…? 泣いてるのはーーー… ガバッ…! 「ミラっ!」 起きてすぐに目に着いたのは心配そうに見つめてくる悠理の顔だった。