私は息を呑んだ。 駿は、 自分の大好きな両親が、 目の前で死ぬのを見たんだ。 それも、自分の近くで… きっと、 とても、辛かったはず。 なのに普通に周りに明るく振舞っている駿。 私は尊敬した。 誰が、駿をこんなに強くしたんだろう? その疑問が頭に浮かんだ。 駿は私の顔を見て、 言いたいことを理解したようだ。 そうして、今度は少し微笑んで、 続きを話し始めた。