一粒の涙と奇跡


駿はいたずらっぽく笑っている。

…ドSだ!

かわいい顔して、ドSだぁ!!!

ーキーンコーンカーンコーン

呑気なチャイムの音が聞こえて、

私はお弁当を片付けて立ち上がる。

…全然たべれなかった…

「いくぞ、空海。」

優しく私の手を引く駿。