私はもう1度、 感情の扉を完全に締めきった。 水海への気持ちは誤魔化せないけど、 無表情でいれば、 気づかれることもないし、 話しかけられることもないから… 私は涙をぬぐって、 ポーカフェイスのまま、 学校に向かった。