一粒の涙と奇跡


…どうでしょうって、なんなの…

不思議だな、ほんと青華は。

私は首を傾げて、

景色を見る。

…やっぱりどこか寂しい気がした。

「冬になれば戻る…か。」

本当にそうなればいいな。

私は心の中で願った。