素直に頷く。 「やっぱりそうでしたか。 …実は、私もそうなんです。 秋は毎年。 でも冬になって、木たちが雪でお化粧すると、 自然と治るんです。」 そう言ってもう1度、優しく微笑んだ。 「そっか… なら大丈夫だね。」 私も微笑み返した。