ードキン

その姿を見ていると、

胸が高鳴った。

…まったくなんなの最近…

私、おかしい…

水海から目を離すと、

ジョウロからは水が溢れていた。

「…あ。やらかした。」

私はため息をついて、

水がスレスレまで入っているジョウロを持ち上げた。