「ちょ、ちょい待ってよ梨子ちゃん!」
「そいつ、誰?5組の誰えええ」
「お、おい!」
「しばくかな」
みんな焦ってるけど大丈夫かな?
屋上に行くと人があんまり居なかった。
みんなでいただきまーすと言ってから食べる。
パクッと一口メロンパン。
「…ん。これめちゃくちゃ美味しいっ!」
「え、そーなのー?俺、食べた事無いな」
そう言って優馬くんが私のメロンパンを食べた。
「本当だ、すっごい美味しい!!最高!」
そう言ってはしゃぐ優馬くんが可愛すぎて思わず顔がほころんだ。
「ちょっとー、何にやけてるの?もう一口食べちゃお」
「ちょ、ちょっとー!優馬くんが可愛すぎるのがいけないのっ 私の無くなっちゃう!」
「可愛い…か」