話終わってもなにも言わない佐久良。
想像以上の過去だったから?

「お前に俺がわかるわけないだろ?……俺の事はほっといてくれ。」

いまだに俯いている。なにか言ったらどうなんだよ。

すると、肩を震わせ始めた。

「あはははっ。よかったですね。心配してくれる人達がいて。そんなに支えられてるのに、いまだに過去を引きずってるんですか?

宮国先輩って以外とお馬鹿なんですね。」

…………。
馬鹿って……しかも、笑うとか……

でも、こいつのおかげで1歩過去から抜け出せた気がする。

「佐久良……いや、零亜は?」

「私の過去ですか?……別に話してもいいですよ。」