友人Aの場合。

中学2年生だったころ


私が5年間好きだった人がいましたとさ。


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いつかの冬、


雪の降っているとき、


雪に触っていて



なぜか 片方の手袋を落とした私。


しかも、友人Aとお揃いでお気に入り。


慌てふためいて学校の階段をおり、廊下を走った。


知人に

「私の手袋落ってなかった?」


って聞いたら、


「あ!それやっぱり、君のだったの!?」


って、拾わなかったといわれ、


知人いわく、結構遠くにあった…らしい





今から、戻ると完璧に遅刻。


わたしは、


思い浮かべてしまったのだ!


雪が溶け、土と混ざり、車に引かれ、べちゃべちゃになった自分の思い出が詰まった手袋を…



もう、この時には なぜか、涙が出てきました。