ただ君だけを。

「適当に、座ってて。」

「…はい。」


ここは、優の部屋。

いつぶりだろう。

懐かしさを感じつつも、

不思議と緊張が走る。


「座んねーの?」

「あ、いや、座ります。」


な、なにこれ。

ってか、私

優と、喧嘩?してるんじゃなかったっけ!!??


そんなことを考えながらも

ガチガチに固まりながら

その場に座る。



「どおした?」

「べ、別に。」

不思議そうにしながら、

ペラペラと、教科書をめくる。


優の手、大きくなったな…。

昔は、私よりも小さくて

プニプニしてたのに。

いつの間に、

こんなにも男の人っぽくなったのかな…。





って、私変態みたいじゃん…。