「愛美ちゃんは、どぉ思う…?」

上目遣いで訪ねてくる由佳。

「あ、うぅーん。いいと思うよ。」


私は、別に優の事、好きじゃない。

だから、別に優が誰と付き合おうと

私には、関係ない。

関係ないけど…。


「愛美ちゃんなんかてきとぉー。」

もぉー。っと少し頬を膨らます由佳。

「そんなことないよ。応援してるもん!」

「えへへ。ありがとっ!」

悔しいけど、ほんとに可愛いな。

「よぉーし!由佳頑張っちゃうぞぉー!」

応援する。なんて言っても…。

結果はわかってる。

あの言葉が本当なら、優は…。



私のことが好きなんだから。





――――由佳。

ごめんね。

あなたは、きっとふられる。