ラフォーレ。でかい。

「一応デートだからスカート?」

優衣!置いてかないで!

『ワンピースとか良いかもね』

「わかる!ワンピースって楽だし良いよね!ロング丈も流行りだし。」

『じゃあそっち方面で♪』

「買い物は久しぶりだから楽しいね!」

『うん!あっ、当日はサンダル?スニーカー?やっぱりヒールは高くない方が良いよね?』

「なんで?」

『だって足が痛くなったら嫌だし、みんなに迷惑かけちゃう』

「…………。」

『どうしたの?』

「いや、本当に麻衣子って良い子だなぁって。そこまで考えてなくて、うっかりヒール高いの履いて行きそうだったから。」

こんなに良い子をイジメるなんて。

『…誉めてくれてありがと。ほら!行こ?』

「そうだね!まずトップスから選ぶ?」

『賛成!私ワンピースってこれしか無いかも。』

「普段何を着てるんだ。」

『大学の時はいつもスカートかパンツだし、バイトの時は白のTシャツかポロシャツ。』

「…いくら可愛くっても乙女失格。」

優衣のキツイ一言確かにその通り。

『今日は気合いを入れて選びます!』

お買い物スタート!