「もう、観覧車乗ろうって言ったのリュウじゃん!なんで豊と一緒に乗らなきゃなんないの?」

「…そんなに俺と一緒は嫌?」

「…えっ?」

「順番だけどどうする?」

「……乗る。」

「じゃあ、お先にどうぞ?」

「何気取ってるの?」

「普通です!」


やっぱりちょっと喧嘩をしてる二人を乗せて

観覧車は動き出した。