BLUE STONE 壱










「…てめぇは拒絶されてぇのかよ」





と低く威圧感のある声が
頭の上から降ってきて
私はレツを勢いよく見上げた


そこにはいつ見ても慣れない
綺麗な顔が私を捉えていて


拒絶されたい?
何をバカな事言って……
ってあれ?


私さっき拒絶してくれてもいい
って言ったような……
本当に矛盾してるじゃん
と自分を嘲笑ってみせた


他の奴らに拒絶されるなら
まだしも。
レツやショウシに拒絶されたくない


『……拒絶してほしいなんて
“本心”で言う人、いないよ』


と俯き加減でいうと
レツは静かに私の頭を撫でた


「この矛盾女が」


と少しだけど小さく笑った
レツは今までで一番カッコよくて
それに見惚れていると
レツは一瞬で無表情に戻した。


『……矛盾女で悪かったわね』


とぶっすーと拗ねていれば
レツは未だに私の頭を撫でながら
言ってくれたんだー……










「ーー…お前が拒絶してほしくねぇなら拒絶なんかしねぇよ。
いつまでもビクついてんじゃねぇぞ」









と。



命令口調だし、俺様だし
ときめくところなんてないのだけれど
その温かい言葉に
私の胸は暖かくなる、