私はレツにベットへと
沈められてふとレツを見上げた。
最初の頃と違って
私へのレツの態度は
優しげで、なんだか心がくすぐったい。
『……なに?』
あろうことかレツは
私に跨り私を見下ろしていた。
だから、私はレツを
見上げなきゃいけないわけで
『っ……』
レツの瞳は冷たくて、
何も写してなかった
次の瞬間、唇に柔らかいものが
あたって私は目を見開く
目の前には長い睫毛があって
キス、されてる……
そう理解したのはちょうどキスが深くなった頃から。
だけど……
『ん〜……ぃや‼︎』
このキスはさっきBlue stoneでしたキスとは比べものにならないほど、
乱暴で雑で、まるでレツの唇を私に押し付けていて
レツの逞しい胸板をおしてみれば
レツは私から唇を離した。
私の息は「はぁはぁ」と上がっていて
それをレツがさっきと変わらない瞳で見下ろしていた
『な、にすんのよっ』
と下からレツを睨みつければ
無表情で、私を見下ろしているレツ
そんな姿に私は鳥肌がたった。
気持ち悪いとかそんなのじゃない
ただ怖くなった。
さっきの女の話を聞いて
レツは私を汚い女だと
思ったのか……
いや、確かに本当の事だし
否定なんてしないけど。
だけどやけに心配になって
レツと視線を絡めた。
レツはまだ無表情で
私を探るように見下ろしている

