レツは腕を組みながら
女を冷たく眉間に皺を寄せて
睨んでいた、
チラッと私に視線を向けたのは
多分勘違いじゃないと思う
酷く乱れた私を見て
レツは舌打ちすると
「そんなに気に入らねぇなら
この街から出て行け」
というと私のところへ
歩いてきたレツ
何を言われるんだろう
とビクビクしながら
なんとかレツを涙でぐちゃぐちゃに
なった顔でみた
レツが目の前にくると
視線が絡み合う
レツの深い闇色の目に
目が離せなくなっていると
『きゃっ……』
私の体が急に軽くなる
状況が読み込めなかった私だけど
レツの胸板が目の前にあることで
やっと状況が読み込めた
……私は本日二回目のお姫様抱っこをされていて。
顔が真っ赤になるのがわかった
『レツ……降ろして?』
そういえば綺麗にスルーされ
女たちの存在がないかのように
Blue stoneの中へ入っていく
薄暗いBlue stoneの中で
レツの顔を見上げると
『!!!』
次の瞬間レツの綺麗な顔が
私の目の前にあって
瞬時にキスだ、と理解した私は
抵抗もする気になれなくて
むしろもっと。って
求めてしまいそうになる
それほどレツとのキスは
気持ちよくて。
今までに得たことのない
快楽に襲われた
『んっ……』
と隙間から甘い声が漏れた
それでも角度を変えてキスしてくる
レツに、私は無我夢中になり
レツの背中に腕を回した

