BLUE STONE 壱






理解するのには、少し時間が
かかったけれど理解した後は
もう、簡単。



微笑の悪魔



と呼ばれた私を演じるだけ。










角度を変えて私の口内を
犯すレツはなにを思ってこの行為を
楽しんでいるんだろうーー……



なんて、私が言えるわけでもないけど。



と満足したのか 離れていく唇。
どちらか、わからないお互いの
唾液を横目にレツを見上げた。




『何、続きしたいの?』



とニコッと笑う私に
レツは眉間に皺を寄せる。



「お前も他の女と変わんねぇ」



といってから私から
体を離すと冷蔵庫に向かうレツを
他人事のように見ていると




「帰れ」