『今晩?』 上目遣いのままコウキに 顔を近づけると 照れながら頷くコウキ はっバッカじゃないの? 私は一回しか相手しない それは01年前から私の中で 決めてるルール。 そんなことを思いながらも ニコッと笑いかける 普段無表情を突き通してる私が 少し笑っただけで 鼻なんか 抑えちゃってるし… 『ごめんね?私01回しか相手しないの』 そういうと足早に学校へ進む。 なんてったって外は暑い。