BLUE STONE 壱




『今晩?』



上目遣いのままコウキに
顔を近づけると
照れながら頷くコウキ


はっバッカじゃないの?
私は一回しか相手しない
それは01年前から私の中で
決めてるルール。


そんなことを思いながらも
ニコッと笑いかける


普段無表情を突き通してる私が
少し笑っただけで 鼻なんか
抑えちゃってるし…



『ごめんね?私01回しか相手しないの』


そういうと足早に学校へ進む。
なんてったって外は暑い。