屋上は万年開放中のサボりスポット。 でも今日はだれも居なかった。 「ごめんね?桜庭さん」 「あ、全然いいよ!それで…あたしに用って?」 いつもの余裕でにこにこ百合ちゃんが消えて、じゃっかんキョドる。 柴田くんが、ああ、と呟いてから鞄の中をガサゴソ漁った。 「これ、落としてたから」 “それ”を見たあたしは、まさに顔面蒼白。 「そそそそそれ!?」