「ほんとに!」 「まあ!嬉しい!入って入って! 陽光ちゃん?でよかったのよね?」 「はい!おねがいします!」 玄関に入るとすぐ、綺麗な螺旋(らせん)階段があった。 「陽光。こっち。」 「あ、うん。」 けーちゃんが案内してくれた先は “姫のお部屋”と書かれた木板がかけてあった。 コンコン 「はあい!」 姫だ!