「ひっどーい!!!!
そんな言い方しなくてもいいじゃない!」

「...。」

「ッ!!もう、洋輝なんてッだいっきらい!!」

そういって僕から離れていく彼女を何回みればすむのだろうか?
彼女はもう二度と戻らないのに...。

ベッドにたおれこみ、パソコンを起動する。
何時もなら一件も入ってないフォルダーを開くと

「こんちわー笑!絢子って言います!
 ブログ見てて気が合うなって思ってメールしました。
良かったらお返事ください(о´∀`о)」

僕は不覚にもその人に返事をしてしまった。

「ありがとうございます。
気が合うなんてってもらえたのは初めてだったので、」




理由は、あやこに似ていた雰囲気があったから...

ただそれだけ。


あやこはこの世にもう居ないことが分かってるのに。
僕は期待してしまったんだ


もしかしたら
「洋輝ー!」
ってあの頃みたいに言ってきてくれるんじゃないかって...




       おもいすごしてたんだ。