なに言ってるんだろ…私…



顔熱いし…



絶対今顔真っ赤だよ〜〜



「っ……まじ反則…」



蓮がなにか呟いたけどなに言ってるか聞こえなかったから聞きなおそうと顔を見た時



「え…?」



蓮の顔は真っ赤だった



「蓮…?」



「なんだよ…」



「なんで顔…」



「なんでもねーよ…ほら、撫でてやるから早く寝ろ」



蓮は顔を赤くしたまま私の頭を撫でた



私は顔が赤い理由がわからないまま、深い眠りについた



「ったく…可愛いすぎんだよ…」



私が眠った後、蓮がそう言ってたことはもちろん知らない





















バタンーー



ドアの音で目が覚め、少し体を動かしてみるとさっきよりは軽くなっていた



いつの間にか蓮もいなくなってる…



頭撫でられたの気持ち良くてすぐ寝ちゃったんだよね



てか、もう放課後?!



そんなに寝てたのか、私…



2時間も授業休むなんて…



明日からは真面目に受けないと…



蓮にもお礼、言わないといけないし



「先生、ベッド2時間もありがとうございました」



ベッドから降りてカーテンを開けた瞬間



「え…」



そこにいたのは私を倉庫に閉じ込めた上原さんだった



「なんであんたがここにいるのよ…!」