☆短気☆ Side桜木
「………でさでさ!」
「話なげぇよー大瀬戸さんよー」
「いいじゃん!楽しいし!」
「それにしても長すぎだろうが」
「うっせぇな!話したいことがたくさんあるんだよ!」
とてつもなくうるさい。
そろそろキレそうだ。
一輝は話しが長すぎ。
晴翔(はると)はわざわざ言わなくていい事を言うな。
梨沙はもっとツッコンでよ。
あっ梨沙って言うのはアタシの心友で、2年1組。
晴翔は宮本晴翔のことで確か2年5組。
アタシの通訳者。
一輝、晴翔、梨沙、ウチ。
この4人がイツメンで、だいたい4人が揃った時は、屋上で話している。
「3人共うるさい」
「なんで!?」
「ハモってるし……」
何故か知らないけど、ハモった3人。
ほら、また始まった。
なにハモってんだよ!?的なやつ……。
「真似すんじゃねぇよ!」
「したくてした訳じゃねぇから!」
「晴翔の言う通り!」
イライラする………
少しは静かしてほしい。
よくあんな元気あるよね。
凄いと思うよ。
「ねぇ美和」
「ん?」
梨沙から、急に話しを掛けられてビックリしたが、冷静を装って話した。
「最近どう?」
「知らない」
「またそれ!?」
それしか思い浮かばない。
一体何なのさ。
何もわからないくせに……。
黙ってよ………………………………………。
「何かあったら話し…」
「あんたに関係ないじゃん。なんなの?」
「美和………」
「アタシ、保健室で寝てる」
「おう」
はぁー………。
多分、アタシは超短気なのだと思う。
ごめん、梨沙。
強く言い過ぎた……。
言った後で物凄く後悔している。
後悔したって意味ないのに……。
なんで、いっつも上手く言えないのだろう…。
自分に腹立つ。
そんな事を考えながらドアノブに手を掛けて
開けた。
______ガチャ
「桜木さん」
「!??!?」
アタシは驚いて下に向けていた顔を上げた。
「あんた……」
「教室に戻りましょう」
担任であり生徒指導担当の丹羽だった。
よりによってコイツかよ……。
アタシはその場から逃げるように早足で歩いた。
それなに丹羽はアタシの腕を掴んで言ってきた。
「何かあったんですか?」
なに?なんなの?
アタシの事を聞いてくるとかなんなの?
嫌だ。
そう思った。
「何もない。離せ」
そう言うと丹羽は手を離した。
納得いかない丹羽の顔が見えたが無視した。
アタシの人間関係は複雑でグチャグチャ…。
物凄くイライラして腹が立って仕方がなかった。
アタシって短気なのかな………。
そう思って降りた階段だった___
「………でさでさ!」
「話なげぇよー大瀬戸さんよー」
「いいじゃん!楽しいし!」
「それにしても長すぎだろうが」
「うっせぇな!話したいことがたくさんあるんだよ!」
とてつもなくうるさい。
そろそろキレそうだ。
一輝は話しが長すぎ。
晴翔(はると)はわざわざ言わなくていい事を言うな。
梨沙はもっとツッコンでよ。
あっ梨沙って言うのはアタシの心友で、2年1組。
晴翔は宮本晴翔のことで確か2年5組。
アタシの通訳者。
一輝、晴翔、梨沙、ウチ。
この4人がイツメンで、だいたい4人が揃った時は、屋上で話している。
「3人共うるさい」
「なんで!?」
「ハモってるし……」
何故か知らないけど、ハモった3人。
ほら、また始まった。
なにハモってんだよ!?的なやつ……。
「真似すんじゃねぇよ!」
「したくてした訳じゃねぇから!」
「晴翔の言う通り!」
イライラする………
少しは静かしてほしい。
よくあんな元気あるよね。
凄いと思うよ。
「ねぇ美和」
「ん?」
梨沙から、急に話しを掛けられてビックリしたが、冷静を装って話した。
「最近どう?」
「知らない」
「またそれ!?」
それしか思い浮かばない。
一体何なのさ。
何もわからないくせに……。
黙ってよ………………………………………。
「何かあったら話し…」
「あんたに関係ないじゃん。なんなの?」
「美和………」
「アタシ、保健室で寝てる」
「おう」
はぁー………。
多分、アタシは超短気なのだと思う。
ごめん、梨沙。
強く言い過ぎた……。
言った後で物凄く後悔している。
後悔したって意味ないのに……。
なんで、いっつも上手く言えないのだろう…。
自分に腹立つ。
そんな事を考えながらドアノブに手を掛けて
開けた。
______ガチャ
「桜木さん」
「!??!?」
アタシは驚いて下に向けていた顔を上げた。
「あんた……」
「教室に戻りましょう」
担任であり生徒指導担当の丹羽だった。
よりによってコイツかよ……。
アタシはその場から逃げるように早足で歩いた。
それなに丹羽はアタシの腕を掴んで言ってきた。
「何かあったんですか?」
なに?なんなの?
アタシの事を聞いてくるとかなんなの?
嫌だ。
そう思った。
「何もない。離せ」
そう言うと丹羽は手を離した。
納得いかない丹羽の顔が見えたが無視した。
アタシの人間関係は複雑でグチャグチャ…。
物凄くイライラして腹が立って仕方がなかった。
アタシって短気なのかな………。
そう思って降りた階段だった___
