どのくらい静かな時間をすごしたか分からない。


長い沈黙を破ったのは竜也だった。



「……今日、美月、来てなかった?」


「あ、うん、来てたよ?」



昼休みに美月くんが来てたことを思い出す。



「……何って?」


「あー何か、クリスマスパーティーするから、来ない? って……」


「行くの?」



竜也がチラリとわたしを見た。