「この辺りの森は、緑も青々として綺麗だ。一緒に歩いてみよう」
真っ直ぐ前を見つめながら歩くアーサー。
その後ろを。
「え、ええ」
グェネヴィアはついて歩く。
護衛のランスロットも一緒だ。
「見てごらんグェネヴィア。あそこに花が咲いている。可憐な小さな花だ」
「ほ、ほんと…可愛らしいお花…」
「あそこにも、ほらあそこにも咲いている」
「ほんとだわ…」
花に夢中で振り向かずに話し続けるアーサー。
その背後で、グェネヴィアの傍らにランスロットは居続ける。
アーサーの妃であるグェネヴィア。
そんな彼女の細い腰に、手を回したまま…。
真っ直ぐ前を見つめながら歩くアーサー。
その後ろを。
「え、ええ」
グェネヴィアはついて歩く。
護衛のランスロットも一緒だ。
「見てごらんグェネヴィア。あそこに花が咲いている。可憐な小さな花だ」
「ほ、ほんと…可愛らしいお花…」
「あそこにも、ほらあそこにも咲いている」
「ほんとだわ…」
花に夢中で振り向かずに話し続けるアーサー。
その背後で、グェネヴィアの傍らにランスロットは居続ける。
アーサーの妃であるグェネヴィア。
そんな彼女の細い腰に、手を回したまま…。


