あたしの前の彼





次の日からは、なな先輩がうちに来ると必ずわたしがお出迎えして海斗より、
わたしの方がなな先輩といちゃつくようになった。



今日もそうだと、思った。

「なーなせんぱいっ!」

「絢ちゃーん!ひさしぶり!」


クリスマスの1日前、クリスマス・イブ。


街はカップルで溢れてた。
でも海斗となな先輩はうちで一緒にパーティーをするんだと思ってたけど、
どうも違うらしい。

「なな先輩!今日はなにしますー?」

「あー、ごめんね…今日は…」


そこへ、海斗登場

「今日は俺のだから。はい、絢離せ」


なな先輩に絡めた腕が引き剥がされた。

わたしは、ぶーとすねた。