その次の日、俺は熱をだした。情けな。 母子家庭のうちでは母親が稼ぎに行くから看病をしてくれるのは中1の妹、絢だった。 「絢、お前がっこー行けよ…ゴホッ」 「いーよ、海斗つらそうだし」 入学してばっかの妹にそんないきなり休みになんてさせてやれない。 「綴に連絡したし、アイツら来るからへーきだよ」 「…そう…?じゃあ、わたし行くよ?」 「おう。気をつけろよ」 「海斗もね」 我が妹ながらよく育ったとおもう。 ガチャンと玄関の鍵を閉めた絢に安心して、眠ろうとおもった。