幸せへの道のり

「あれ?なんで私が理事長の孫って知ってるの?」


みんな知らないのに……。


「ん?だってお前の爺ちゃんと俺の爺ちゃん幼なじみだからなー」

「は?!」

「え?知らねーの?」

「全然知らなかった……」


じゃあ和希くん、すっごいお金持ち⁉︎



「え!胡桃って砂月グループの息子⁉︎」

「今さら?お前はお前で愛須グループの娘だろ?」


それも気づいてたのか…。

すご。


「あ、そろそろ着くぞ。ん?あ、やべ。伶奈ちゃんとメット被ってるよな?」

「え?メット?もち!」


え?なんで。

やべって言った事に関係ある?

あるよね、絶対。


「そのまま顔を見られないようにしろよ!飛ばすからしがみつけ!」

「えぇ⁉︎……キァァァァ!!」



しがみついた途端、すごいスピードで走るバイク。

これヤバイ!絶対ヤバイ!



恐怖に耐える事20分弱…


「ふー…しつこかった。あ、伶奈生きてる?」

「な…何とか」



死ぬかと思ったけどね!


バイク怖い。久しぶりに乗ったからかな?


「ほら。ここだぞ」


私がついた場所は花炎のような古びた倉庫じゃなく。



「お…城?」


お城のような場所だった。